昭和21年(1946)12月21日、南海大地震が勃発し、津波により宇佐町を中心に大きな被害が出た。当時でも主要な港湾には自記水位計が設置されていたが、津波の直撃を受けて記録をとれていなかった。幸い仁西観測所は直撃を免れて、地盤沈下量1.2mという数値が測定でき... 続きを読む
昭和21年(1946)、南海大地震により、高知城下の地盤の沈下量は1.2mに及んだ。地震の10日後にはおよそ沈下量の12分の1程度が回復、3ヶ月後には約3分の1程度が回復、1年後には約やんぶん程度が回復しており、現在も緩やかではあるが地盤は上昇中である。 続きを読む