安政元年(1854)11月、大地震が起こり、海岸部で大きな被害が出た。家屋の全壊・半壊は百姓家で1,273軒、土蔵・納屋で1,038軒、郷蔵101箇所、池・堤防・樋の痛んだ所84箇所、田畑・井手・道・橋の痛んだ所202箇所に及んだ。 続きを読む
昭和21年(1946)12月21日、南海地震が発生した。その体験者の多くはまだ健在であり、体験談を収集して共有することは地域防災活動に有効である。そこで、この論文では、松山市と宇和島市を中心とした愛媛県内各地で、昭和南海地震の体験談をヒアリング調査により収... 続きを読む