昭和21年(1946)12月21日、和歌山県潮岬南南西沖を震源とする南海地震が発生し、愛媛県内では26人の死者が出た。本稿では、昭和南海地震に関する愛媛新聞の記事で各地の被害状況等を紹介するとともに、国会会議録により地盤沈下の様子などを伝えている。 続きを読む
昭和19年(1944)12月7日13時35分、南海トラフ東部でM8.0の東南海地震が発生し、津波により静岡、愛知、三重を中心に被害が集中した。震源からの距離に関係なく、沖積地、埋立地で被害が大きかった。地動は比較的緩やかで、家屋倒壊までに1分間くらいの余裕があ... 続きを読む