嘉永7年(1854)11月5日、南海地震が起こり、津波被害が発生した。近年、津波防災施設が整備されてきたが、防災施設の形態は過去の南海地震時と比べて変化しており、これらの施設が次の南海地震津波による人的被害に及ぼす影響を把握しておく必要がある。この研究では、土... 続きを読む
昭和21年(1946)12月21日、南海大地震により屋根瓦が落ち、塀が倒れ、家が傾き、棟が落ちた。被害は三井東西、真天南部、山階南部、向井で大きかった。家屋の半壊6戸、屋根瓦の落下34戸、土塀の倒壊150間、神社鳥居の倒壊6箇所など、被害は全村の70%に及んだ... 続きを読む