天保5年(1834)11月2日、宮野下町で出火し、強風に煽られ、町村合わせて80戸を焼失した。隣村からは粥の炊きだしが行われ、後片付けの人夫も送られた。役人は小屋掛け用の木・丈・縄・藁等を三間内に割り付けて差し出させ、隣村の庄屋たちを小屋掛作配方に任じて、仮小... 続きを読む
昭和21年(1946)12月21日未明、紀伊水道を震源地とした南海地震が起こった。渭東地区では神社の灯籠が倒れた程度で、家屋の倒壊、人畜の被害はなかったが、壁に亀裂を生じない家はなかった。地盤沈下は30~50cmに達し、塩害をこうむった水田は少なくなかった。住... 続きを読む