明治26年の洪水

災害年月日
1893年10月14日
市町村
愛媛県今治市
災害種類
風水害  
概要
明治26年(1893)10月14日午前4時頃、数日来の風雨と豪雨により、蒼社川、頓田川、谷山川などの河川が決壊し、全市域に壊滅的な被害をもたらした。蒼社川は山手橋付近、郷橋付近、高紹寺付近で大きく決壊した。全市の死者は23人以上、田畑の流失は1,000町歩以上であった。旧清水村では、家屋の全半壊88戸、破損90戸、蒼社川の堤防決壊5箇所約570m、田畑の流失埋没41町歩、山崩れ12箇所、樹木の倒壊流失130本の被害が出た。この水害が契機となって、共有山組合の植林が進められた。
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原資料
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参考文献
今治郷土史編さん委員会編「現代の今治 地誌 近・現代4」(今治市、1990年)、103-105頁
情報源の種類
市町村史、郷土史
キーワード
豪雨 蒼社川 頓田川 谷山川 死者
NO.
愛媛2824