昭和6年の洪水

災害年月日
1931年10月13日
市町村
高知県黒潮町(佐賀町)
災害種類
風水害  
概要
昭和6年(1931)10月13日早朝から豪雨に見舞われ、正午前には伊与木川が氾濫して、不破原から下流の田は全部水没し、住家の浸水は500戸を超えた。死傷者や家屋の流失はなかったが、大正9年の洪水に次ぐ大洪水であった。水稲はほとんど刈り取りが済んでいたので、水稲の被害は少なかったが、護岸、堤防、井堰、水路、農道などの農業土木施設の損害が甚だしかった。本町の水害復旧事業は時局匡救事業に採択され、昭和7年から10年にかけて行われた。
地理院地図
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参考文献
大塚政重著「佐賀町郷土史」(佐賀町教育委員会、1965年)、53-54頁
情報源の種類
市町村史、郷土史
キーワード
豪雨 洪水 伊与木川 時局匡救事業
NO.
高知2402