大正元年9月の台風

災害年月日
1912年09月22日
市町村
高知県
災害種類
風水害  
概要
大正元年(1912)9月22日夜中、台風が県の東部海岸をかすめて北上した。21日~22日の雨量は500ミリ内外で風水害が大きく、また経路が室戸台風と似ていて高潮害も大きかった。被害は死者1人、行方不明3人、全潰250戸、半潰130戸、大破170戸、床上浸水1,040戸、床下浸水3,200戸、船流失・破損200隻、浸水6,619町、流失・埋没81町に及んだ。中村町資料には「23日6時5分全町浸水、道路堤防の破損多し。前年8月15日の洪水と大差なし」と記されている。
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原資料
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参考文献
高知県編「高知県災害異誌」(高知県、1966年)、78-79頁
情報源の種類
市町村史、郷土史
キーワード
台風 高潮 死者 中村町資料
NO.
高知3900