昭和47年の繁藤災害

災害年月日
1972年07月00日
市町村
高知県香美市(土佐山田町)
災害種類
土砂災害  
概要
昭和47年(1972)7月、土佐山田町繁藤で大規模な山崩れが発生し、人命とともに民家、国道、国鉄の線路などを穴内川に押し流した。これを契機に国道32号の早急な防災対策が叫ばれ、昭和48年に小川防災工事が着工された。これは大豊トンネル(延長1,603m)と一ノ瀬トンネル(延長492m)を中心とした四国で最大規模の防災事業であり、昭和53年3月の完成により、延長2.8kmの危険箇所が解消された。
地理院地図
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備考
繁藤には繁藤災害の慰霊塔が建立されている。
参考画像

参考文献
高知新聞企業編「土佐国道事務所40年のあゆみ-人とまちと自然を結ぶ土佐の回廊-」(国土交通省四国地方整備局土佐国道事務所、2003年)、33頁
情報源の種類
その他文献等
キーワード
繁藤災害 山崩れ 死者 国道32号 小川防災工事
NO.
高知1058