明治3年の台風

災害年月日
1870年06月16日
市町村
愛媛県西条市(東予市)
災害種類
風水害  高潮  
概要
明治3年(1870)5月18日、大暴風雨が襲来し、堀川左岸堤防が決壊して大新田村に浸水し大被害を受けた。そこで代官所手代が指揮者となり、復旧工事に行い、25日かけて潮留に成功したが、また堤防が切れ、決壊口はさらに大きくなった。手代は罷免となり、代わって大新田村庄屋岡田貢が責任者となり、屈強の若者120人を選び、1時間交代で突貫工事を始めた。堀川に仮橋を架け、石船3隻を決壊口に沈め、土俵をその上に積み潮留めに成功した。この着想及び工事の運び方は人々の賞賛の的になった。
地理院地図
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参考文献
壬生川郷土史研究委員会編「壬生川郷土史」(壬生川郷土史研究委員会、2009年)、74頁
情報源の種類
市町村史、郷土史
キーワード
台風 堀川堤防決壊 大新田 庄屋 潮留
NO.
愛媛2187