昭和9年の干ばつ

災害年月日
1934年00月00日
市町村
愛媛県松山市
災害種類
渇水  
概要
昭和9年(1934)春季以来、干ばつ。挿秧不能多く、挿秧したる田地は養水なく田面乾燥亀裂す。甘藷枯死、蔬菜萎縮、果物柑橘不実、電力減少、上水欠乏、かつ飲料水に窮す。故に旧井を深鑿し、あるいは突貫井戸を穿ちて飲料とし、島嶼は数里を距る地方に水を求むる等大いに苦しむ。また、農家は深く堀りて地下水を求め、これをポンプにて汲み上げて田地に濯ぐ。これがため、水利費用増加し、その支出に窮す。関西一帯干ばつなりといえども、松山地方は雨量の少なきこと全国一なりき。
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参考文献
西園寺源透「伊豫風水害小史」(伊豫史談会編「伊豫史談 第80号」伊豫史談会、1934年)、38頁
情報源の種類
学術論文、雑誌論文
キーワード
干ばつ 井戸掘り
NO.
愛媛7129

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