昭和25年のキジア台風

災害年月日
1950年09月13日
市町村
高知県
災害種類
風水害  
概要
昭和25年(1950)9月13日、台風29号(キジア台風)が鹿児島県志布志湾に上陸し、九州を縦断した。本県では南よりの風が強く、山間部の多雨地帯には大雨が集中し、県下の河川は氾濫した。特に渡川の水位は13日9時に7mに達し、中村町は泥海の中之孤島と化した。県下の被害は死者7人、負傷者1人、家屋の全壊11戸、半壊165戸、流失2戸、床上浸水625戸、床下浸水3,778戸、田の流失11町、冠水6,409町、畑の流失20町、冠水927町等に及び、被害総額は11億円に達した。(「高知県災害異誌」による)
地理院地図
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参考文献
高知県警察史編さん委員会編「高知県警察史 昭和編」(高知県警察本部、1979年)、1074頁
情報源の種類
市町村史、郷土史
キーワード
キジア台風 洪水 渡川 死者 高知県災害異誌
NO.
高知3440