明治32年の台風

災害年月日
1899年00月00日
市町村
高知県香美市(土佐山田町)
災害種類
風水害  
概要
明治32年(1899)、台風により、仁淀川では多数の死者を出したが、物部川では西岸竹が鼻の堤防が約100間決壊した。また、8月28日の台風では、高知城の天守閣のシャチや測候所の風力計が吹き飛ばされるなどの強風が吹き、「山田文化小史」には「電火起り火竜巻くこと空前」であったと記されている。さらに9月8日、21日にも台風に見舞われ、月間の雨量が1,000ミリを越えた所があった。この洪水のため、物部川では久枝方面の被害が多かった。
地理院地図
Googleマップ
参考文献
山田堰記録保存調査委員会編「山田堰」(土佐山田町、1984年)、240頁
情報源の種類
その他文献等
キーワード
台風 物部川 竹が鼻 堤防決壊 久枝
NO.
高知3532