昭和10年の台風

災害年月日
1935年08月25日
市町村
高知県四万十町(十和村)
災害種類
風水害  
概要
昭和10年(1935)8月25日~28日、台風が土佐清水付近に上陸し、本県を斜断して高松方面に抜けた。田野々の雨量は2日間で660ミリに達し、幡多郡では死者5人、負傷者68人、全壊126戸、半壊473戸、流失193戸、浸水4,533戸の被害が出た。十和村では、田畑は大野、川口、地吉、井崎等の河岸が荒廃し、稲作は6割減、畑作では名物黎が全滅した。村の被害は田流出7丁6反歩、畑流失20町1反歩、橋梁6箇所、井堰流失17箇所、浸水家屋105棟等で、損害額合計は約16万円に及んだ。
地理院地図
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参考文献
高幡消防組合編集委員会編「高幡消防 25年の歩み」(高幡消防組合消防本部、1997年)、264-265頁
情報源の種類
災害記録、災害体験集
キーワード
台風 死者
NO.
高知4217