昭和10年の洪水

災害年月日
1935年08月26日
市町村
高知県四万十市(中村市)
災害種類
風水害  
概要
昭和10年(1935)8月26日、台風が九州南端に接近して、大川筋地域も暴風雨圏に入った。27日には朝から大暴風雨となり、増水したため、土地の低い所の家から順次荷上げが始まった。28日も雨は続き、増水が続いた。この洪水の水位は明治23年の洪水の時よりも約25cm低かったが、旧中村市でも全市街地くまなくと言ってよいほど浸水した。川登集落では、9割の家が浸水した。住民の中には荷上げもできず、命からがら裏山や高い家に避難した人もいた。
地理院地図
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参考文献
大川筋村誌編纂委員会編「村誌 川辺のふるさと大川筋」(大川筋村誌編纂委員会、2008年)、158-159頁
情報源の種類
市町村史、郷土史
キーワード
台風 洪水 荷上げ 川登
NO.
高知4359