昭和21年の南海地震

災害年月日
1946年12月21日
市町村
徳島県松茂町
災害種類
地震・津波  
概要
昭和21年(1946)12月21日午前4時23分頃、大地震が起こり、約2分間の震動が続いた。松茂村でも、著しい水平動により外に出ても立っていられない程で、怪音とともに家は揺れた。屋根瓦は落ち、竹やぶの付近で揺れ止むのを待っていると、青白い電光が走った。第一震が収まったかと思うと、4、5分後には第二震が来た。鳴門警察署管内の被害は、死者11人、重軽傷者6人、住宅全壊46戸、非住家全壊24戸、津波による田浸水約30ha、塩田陥没約2ha、船舶損壊6隻などであった。
地理院地図
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備考
昭和南海地震の発生時刻は、一般には昭和21年12月21日午前4時19分と言われている。
参考文献
松茂町誌編纂委員会編「松茂町誌 下巻」(松茂町、1976年)、35-36頁
情報源の種類
市町村史、郷土史
キーワード
昭和南海地震 津波 死者
NO.
徳島71