昭和52年の山火事

災害年月日
1977年08月22日
市町村
徳島県美波町(日和佐町)
災害種類
火災  
概要
昭和52年(1977)8月22日午後0時半頃、山河内字西山の通称一番谷山の中腹から出火、台風8号の影響による強風にあおられ、火はたちまち山頂まで燃え上がり、さらに尾根伝いに南西方向に燃え広がった。日和佐町・牟岐町の消防団員、地元住民らが消火に当たったが、午後11時現在で130haを焼いてなおも延焼を続けた。県は陸上自衛隊に対してヘリコプターの出動を要請し、23日午後1時半頃からヘリコプターによる県下初の空中消火が開始された。火災は午後6時頃鎮火し、翌日の雨で完全に消えた。
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原資料
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参考文献
日和佐町史編纂委員会編「日和佐町史」(日和佐町、1984年)、898-900頁
情報源の種類
市町村史、郷土史
キーワード
山火事 一番谷山 陸上自衛隊 ヘリコプター 空中消火
NO.
徳島1772