昭和25年のジェーン台風

災害年月日
1950年09月03日
市町村
徳島県勝浦町
災害種類
風水害  
概要
昭和25年(1950)9月3日午前9時頃から、ジェーン台風により前代未聞の大雨となり、午前10時には1時間に約300ミリの集中豪雨となった。このため、耕地も谷川も一面の大洪水となり、坂本川の増水は護岸、井堰を悉く崩し、行方不明2人、家屋の流失6戸の被害を出した。また、裏山の崩壊により住宅2戸が全半壊となった。県道は福原地方の鉄砲水により、横瀬橋東端50mと同堤防100mが決壊し、堤防上の民家11戸が流失した。戦時中の山林伐採により、裸山が多くなったことが災害の一因としてあげられる。
地理院地図
Googleマップ
参考文献
林森一美編「與川内区百年史」(與川内区、1982年)、117-118頁
情報源の種類
市町村史、郷土史
キーワード
ジェーン台風 死者 坂本川 鉄砲水 山林伐採
NO.
徳島2965