明治40年9月の台風

災害年月日
1907年09月07日
市町村
徳島県
災害種類
風水害  高潮  
概要
明治40年(1907)9月7日夜から8日午前中に台風が九州西岸を北上し、山口県を通って日本海に抜けたため、西日本は大災害を受けた。7日の徳島の日雨量は213.5ミリであった。吉野川、勝浦川下流では非常な出水となった。/大洪水。(「山城谷村史」による)/連日の大降雨により、吉野川河水激増し、濁流狂奔し、各所堤防決壊その他合わせて85箇所延長2,825間に及び、大代の極小区域を除くほか全部浸水す。人家浸水座上4寸から4尺、潮水も侵入して稲作皆無となる。(「板野郡誌」による)
地理院地図
Googleマップ
参考文献
徳島地方気象台編「徳島県自然災害誌」(徳島県、1997年)、52-53頁
情報源の種類
市町村史、郷土史
キーワード
台風 洪水 吉野川 勝浦川 高潮
NO.
徳島4706