平成11年の台風16号

災害年月日
1999年09月15日
市町村
愛媛県重信川流域
災害種類
風水害  土砂災害  
概要
平成11年(1999)9月15日午後3時頃、台風16号が宇和島市に上陸し、四国地方を縦断するように通過し、午後10時半頃に近畿地方に抜けた。台風の接近に伴い、15日未明から正午頃にかけて愛媛県内に激しい雨が降り、総降水量は多い所で300ミリを超え、1時間降水量は100ミリを超えた。このため、川内町を流下する重信川支流の表川・井内川・本谷川流域で184箇所の崩壊が発生した。崩壊した土砂の多くは土石流となったが、砂防施設の効果により、民家が密集している下流域の被害はほとんどなかった。
地理院地図
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参考文献
日本工営編「四国山地の土砂災害」(国土交通省四国地方整備局四国山地砂防事務所、2004年)、38頁及び58頁
情報源の種類
災害記録、災害体験集
キーワード
台風 大雨 土砂災害 重信川 砂防施設の効果
NO.
愛媛1928