平成16年台風10号による土砂災害

災害年月日
2004年00月00日
市町村
徳島県那賀町(上那賀町)
災害種類
土砂災害  
概要
平成16年(2004)の台風10号は、那賀川上流域の海川で日雨量1,317ミリを観測するなど記録的豪雨をもたらした。豪雨は海川を含む南西から北東にかけての狭い帯状の地域で観測されたが、大規模な斜面崩壊は海川周辺よりもその北東に位置する大用知、加州、阿津江周辺に集中した。この理由について、この研究では、水文学的見地から、土壌中の水分変化量を定性的に評価できる地表面流分離直列2列タンクモデルを使用して、推定される土壌中の貯留水の特徴から考察が行われている。
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参考文献
小河健一郎・田村隆雄・桑原正人「平成16年台風10号に伴う豪雨で発生した那賀川上流域の大規模斜面崩壊に関する水文学的考察」(土木学会編「土木学会年次学術講演会講演概要集Vol.65第3部門」、2010年)、37-38頁
情報源の種類
学術論文、雑誌論文
キーワード
台風 豪雨 斜面崩壊 大用知 水文学的考察
NO.
徳島7409