昭和35年のチリ地震津波

災害年月日
1960年05月24日
市町村
高知県須崎市
災害種類
地震・津波  
概要
昭和35年(1960)5月23日午前4時11分、チリ沖で大地震が発生し、津波が時速720kmの速さで太平洋を約1日で横断した。須崎市には24日午前4時頃から津波の影響が出始め、大きな津波は午前5時頃から午後6時頃までに20数回到達した。大間地区では桐間堤防からなだれ込んだ津波により、須崎市街地では堀川から侵入した津波により被害が拡大した。幸いに死者は出なかったものの、物的被害は甚大で、家屋の全壊17戸、半壊35戸、流失2戸、床上浸水617戸、床下浸水319戸、船舶の被害72隻等に及んだ。
地理院地図
Googleマップ
備考
須崎橋には津波之碑が建立されている。
参考画像
原資料
原資料PDF1を表示する
参考文献
須崎市史編纂委員会編「須崎市史 平成26年編」(須崎市、2015年)、260頁
情報源の種類
市町村史、郷土史
キーワード
チリ地震津波 桐間堤防 堀川
NO.
高知5604