大正2年の出初式の火災事故

災害年月日
1913年01月04日
市町村
徳島県徳島市
災害種類
火災  
概要
大正2年(1913)1月4日、県庁前広場で出初式が挙行され、引き続き寺島川対岸の中洲町で消火演習が実施された。その時、演習用の仮設小屋の屋上に教護演習中の消防手がいたのに、誤った振鈴を受けた点火係が点火したため、石油に浸されていた仮設小屋は瞬く間に火の海となり、懸命の救出・消火活動にもかかわらず、消防士2人、警察官1人が殉死し、消防手3人、警察官1人が負傷した。殉職者は警察官・消防組員招魂碑に祭られている。(「徳島県警察史」による)
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備考
殉難警察官吏消防組員招魂碑は徳島市城山の西二の丸跡に建立されている。
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原資料
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参考文献
徳島市史編さん室編「徳島市史 第六巻 戦争編・治安編・災害編」(徳島市教育委員会、2020年)、715頁
情報源の種類
市町村史、郷土史
キーワード
火災 消火演習 死者 警察官・消防組員招魂碑 徳島県警察史
NO.
徳島8413