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平成16年の台風15号による土砂災害
- 災害年月日
- 2004年08月17日
- 災害種類
- 土砂災害
- 概要
- 平成16年（2004）8月17日、台風15号による豪雨のため、香川県西部の大野原町と豊浜町を中心に土砂災害が発生した。大野原町五郷有木では、17時40分頃、落合川谷頭部で発生した崩壊が土石流となって渓床堆積物を押し出し、この土石と流木が川をせき止めた。その結果、前田川が氾濫して、川岸にある落合自治会館に避難していた2人が死亡した。また、豊浜町和田では、高尾山（標高495.5ｍ）の北斜面から表層崩壊が発生し、土石流となって麓の梨園を襲ったが、幸いにも人家への被害はなかった。
- 地理院地図
- Googleマップ
- 備考
- 落合地区では災害復旧砂防事業が行われた。
- 参考画像
- 参考文献
- 長谷川修一・西の勝裕・桝田淳史・増田拓朗・守屋均・山中稔「平成16年台風15,21,23号による香川県西部および東部における斜面崩壊の実態と発生要因」（土木学会四国支部編「平成16年台風災害報告会・平成17年自然災害フォーラム論文集」土木学会四国支部、2005年、所収）、143-150頁
- 情報源の種類
- 学術論文、雑誌論文
- キーワード
- 台風 土砂災害 大野原町五郷 死者 豊浜町和田
- NO.
- 香川1920
