慶長9年の地震

災害年月日
1605年02月03日
市町村
高知県
災害種類
地震・津波  
概要
慶長9年(1604)12月16日、M7.9の地震が発生し、津波が犬吠岬から九州に至る太平洋沿岸を襲った。このため、高知県の甲浦で350余人、佐喜浜で50余人、室戸岬近郊で400余人、須崎で20人、土佐清水市三崎で153人が犠牲になった。また、徳島県の宍喰でも3,800余人(谷陵記)とも1,500余人(宍喰浦日記)とも言われる犠牲者を出した。この地震は、地震被害に比べて津波による被害が大きく、津波地震であった可能性も高いと言われているが、長い余震の後に津波地震が起きるかという点で疑問も残る。
地理院地図
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参考文献
村上仁士「南海地震による四国の津波被害」(土佐史談会「土佐史談第224号」、2003年)、8-9頁
情報源の種類
学術論文、雑誌論文
キーワード
慶長地震 津波 死者 津波地震
NO.
高知666