昭和38年の台風9号

災害年月日
1963年08月06日
市町村
高知県
災害種類
風水害  土砂災害  
概要
昭和38年(1963)8月6日頃から、台風9号は時速10kmの速度で九州、四国に向けて北上してきたため、本県では暴風雨時間が長く、県西部と中部が豪雨に見舞われた。特に西部山岳地帯では1,000ミリを超え、渡川流域では昭和10年以来の大洪水となった。このため、各地で山崩れが起こり、東津野村では一家3人が、また大豊町では5人が死亡、行方不明になるなど県下で死者15人、行方不明4人、負傷者21人の被害が出た。このほか、県下の被害は家屋の全壊64棟、半壊154棟、床上浸水5,610棟等に及んだ。
地理院地図
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参考文献
高知県土木史編纂委員会編「高知県土木史」(高知県建設業協会、1998年)、484-485頁
情報源の種類
市町村史、郷土史
キーワード
台風 豪雨 洪水 山崩れ 死者
NO.
高知695