昭和35年のチリ地震津波

災害年月日
1960年05月24日
市町村
高知県
災害種類
地震・津波  
概要
昭和35年(1960)5月23日4時11分頃、南米のチリ沖で大地震が発生し、津波が24時間後に日本の太平洋岸に来襲した。本県に津波の第一波が来たのは、高知(桂浜)が24日3時43分、土佐清水が3時35分であった。10時頃までに最大全振幅2~3mの津波が数回来襲し、28日夕刻まで異常潮位が続いた。本県の被害は負傷者1人、家屋の全壊9戸、半壊46戸、流失2戸、床上浸水591戸、床下浸水623戸、田の埋没200町、冠水511町、道路1箇所、堤防決壊1箇所、がけ崩れ3箇所等に及んだ。(「高知県災害異誌」による)
地理院地図
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参考文献
高知県警察史編さん委員会編「高知県警察史 昭和編」(高知県警察本部、1979年)、1076頁
情報源の種類
市町村史、郷土史
キーワード
チリ地震 津波 堤防決壊 高知県災害異誌
NO.
高知708