昭和47年の繁藤災害

災害年月日
1972年07月05日
市町村
高知県香美市(土佐山田町)
災害種類
土砂災害  
概要
昭和47年(1972)7月5日午前10時55分、土佐山田町繁藤地区で、高さ約80m、幅約170mにわたる大規模な地すべり性崩壊が発生し、約10万立米の土砂石礫が崩れ落ちた。この地すべり性崩壊は国道32号沿いの民家11戸、通行人を含む地元の人々60人及び国鉄繁藤駅構内に停車中のディーゼル機関車1両、客車2両を巻き込んで、穴内川の対岸まで押し出した。
地理院地図
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備考
繁藤には繁藤災害の慰霊塔が建立されている。
参考画像

参考文献
岡崎寿彦・栃木省二・細田豊・坂本鉄男・武居有恒「47.7豪雨により高知県繁藤地区に発生した地すべり性崩壊について」(砂防学会編「砂防学会研究発表会概要集No.21」砂防学会、1972年、所収)、8頁
情報源の種類
学術論文、雑誌論文
キーワード
繁藤災害 土砂災害 死者 国道32号 土讃線
NO.
高知1135