昭和51年の台風17号

災害年月日
1976年09月08日
市町村
徳島県那賀町(木沢村)
災害種類
風水害  土砂災害  
概要
昭和51年(1976)の台風17号による集中豪雨のため、9月8日から13日までの総雨量は木沢村役場地点で1,500ミリ、岩倉で2,233ミリに達した。林道槍戸線では、飛石橋と笹原橋が流出または埋没するなど、決壊箇所は30箇所を超えた。被害額は3億2千万円にのぼった。勘場、笹原、焼山地区では過去に例をみない規模で山崩れが起こり、槍戸の瀬戸のカゲでは20haにも及ぶ大崩壊があり、槍戸川は崩壊した土砂が堆積して砂礫の川原となった。林地崩壊の原因は、奥地開発による多数の原生林の伐採にある。
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原資料
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参考文献
木沢村誌編纂委員会編「木沢村誌 後編」(木沢村、2005年)、682-684頁
情報源の種類
市町村史、郷土史
キーワード
台風 集中豪雨 槍戸 山崩れ 原生林の伐採
NO.
徳島344