嘉永7年(1854)11月5日、安政南海地震が発生した。これまで安政南海地震による鳴門市周辺の被害実態は十分には明らかにされていなかったが、平成19年(2007)に鳴門市撫養町で安政南海地震の被害状況を記した古文書「四国地震記」が発見された。この記述者は当時医... 続きを読む
嘉永7年(1854)11月5日、大地震が起こった。寅の大変と言われる。「甲寅大地震御手許日記」によると、夕方地震が起こった後も、日没までに2回、夜中に7、8回も地震があり、宿毛の町の家は大半がつぶれ、その上火災が発生して、大変な騒動になった。その後、津波が押し... 続きを読む
昭和21年(1946)12月21日未明、南海道沖でM.81の大地震が発生し、県下では震度4~5となり、被害は県下で死傷者58人、家屋の全半壊1,343戸に及んだ。地震後、瀬戸内海沿岸では地盤沈下が続き、その対策に追われることになった。 続きを読む