安政元年(1854)11月5日午後5時頃、大地震が起こった。8、9度の大津波に見舞われた宇佐町では、死者70余人、残った家はわずか60、70軒であった。宇佐には「安政津波の碑」が建立されており、「この時山を目当てに逃れしものは皆命を助かる。船に乗り難を遁れとせ... 続きを読む
昭和21年(1946)12月21日、南海大地震により、県南地方は津波により相当な被害を受けたが、上分上山村ではほとんど被害がなかった。しかし、山鳴りがとどろき渡り、山々が一面に白く発光したのを見た人が多い。その後たびたび地震があったために、人々は恐怖に見舞われ... 続きを読む