安政元年(1854)11月5日午後4時過ぎ、大地震が起こり、強烈な震動は約10分間続き、その後津波が来た。津波は3回来たが、2回目が特に大きかった。目撃した人によると、津波は寄せる時は徐々であるが、引く時は勢いすこぶる猛烈を極めたという。地震の後には津波が... 続きを読む
安政元年(1854)11月4日、ゆり始め、12月30日まで約60日も地震が続いた。家の倒壊、山崩れ等が各所で起こり、人々は竹やぶや広い安全な地に小屋を建てて入り、ただ神仏に祈り続けたという。言い伝えによると、大震動の時には柿の木の枝が地についたのを見たという人... 続きを読む