昭和50年の土砂災害

災害年月日
1975年08月17日
市町村
高知県
災害種類
風水害  土砂災害  
概要
昭和50年(1975)8月17日8月50分、台風5号が宿毛市付近に上陸し、北上した。台風が伊予灘に出た昼頃から、仁淀川上流に雷を伴った激しい雨が数時間降り続き、夕方には雨域が鏡川上流に移った。このため、主として仁淀川流域に大きな被害が発生した。特に土佐市、日高村、伊野町、鏡村、吾北村を結ぶ区域と、これよりやや西側の佐川町、越知町、池川町を結ぶ区域に土砂災害が集中している。がけ崩れの発生は262県で、被害は31市町村に及び、死者24人、負傷者25人、全壊134戸、半壊81戸等に及んだ。
地理院地図
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参考文献
友松靖夫「台風5号の爪跡ー高知県における土砂災害ー」(日本地すべり学会編「地すべりVol.12-3」日本地すべり学会、1975年、所収)、36-39頁
情報源の種類
学術論文、雑誌論文
キーワード
台風 仁淀川 土砂災害 死者
NO.
高知1288