大正9年8月の土砂災害

災害年月日
1920年08月15日
市町村
愛媛県愛南町(西海町)
災害種類
土砂災害  
概要
大正9年(1920)8月15日、台風により、海岸地帯では各所ではがけ崩れが起こり、西外海村の麦ヶ浦では山は崩れ、川溝は土砂で埋もれた。内泊から青年団30人が加勢に来て土砂の取り除きに当たった。東外海村では大浜・岩水の田畑・家屋に甚大な被害を被った。特に大浜では大きな山津波となり、海岸近くの防風林である大松の辺りまで土砂が流失して深さ4mあまりも埋まり、3人の死者が出た。この災害を機に、多くの人たちが大浜から離れた。
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原資料
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参考文献
愛南町町史編纂委員会編「愛南町史」(愛南町、2018年)、356頁
情報源の種類
市町村史、郷土史
キーワード
台風 がけ崩れ 山津波 大浜 死者
NO.
愛媛9156