嘉永7年の南海地震

災害年月日
1854年12月24日
市町村
愛媛県
災害種類
地震・津波  
概要
嘉永7年(安政元年)11月5日、南海トラフを震源とする地震により、県内全域に大きな被害。南予では、宇和島で強い揺れと津波が押し寄せ、各地で損壊被害が出た。津島町では津波が数度にわたり川を遡上し、愛南町でも沿岸集落で甚大な被害を被った。中予では、郡中での建物被害が大きく、多くの死者も出た。道後温泉では湧出が105日間、約3ヶ月間停止した。また、東予では、小松藩内で液状化現象や地盤沈下があったことなどが記録されている。
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原資料
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参考文献
愛媛県歴史文化博物館編「四国・愛媛の災害史と文化財レスキュー」(伊予鉄総合企画、2020年)、102頁、118-124頁
情報源の種類
災害記録、災害体験集
キーワード
安政南海地震 津波 死者 道後温泉 地盤沈下
NO.
愛媛9305