昭和21年の南海地震

災害年月日
1946年12月21日
市町村
高知県四万十市(中村市)
災害種類
地震・津波  火災  
概要
昭和21年(1946)12月21日、南海大地震により、渡川と後川を合わせて全長約14kmにわたり、最大4m最小でも30cmの沈下を生じたほか、各地で亀裂、崩壊の被害を受けた。特に渡川右岸入田堤防、後川右岸中村堤防、同左岸佐岡堤防の被害は甚大であった。一般災害でも、中村町では死者273人、負傷者1,034人、全戸数2,177戸のうち全壊1,621戸、半壊696戸、火災163戸に達し、四万十川橋はトラス橋8連のうち6連が落橋した。震災復旧工事は事業費1億237万円余を投じ、昭和26年度までの6カ年を要した。
地理院地図
Googleマップ
原資料
原資料PDF1を表示する
参考文献
建設省四国地方建設局中村工事事務所編「六十年の歩み」(四国建設弘済会、1991年)、108頁
情報源の種類
その他文献等
キーワード
昭和南海地震 火災 死者 四万十川橋落橋 復旧工事
NO.
高知1087