昭和50年の台風5号

災害年月日
1975年08月17日
市町村
高知県仁淀川流域
災害種類
風水害  土砂災害  
概要
昭和50年(1975)8月17日、台風5号による豪雨のため、仁淀川の支川で氾濫や内水被害が起こったほか、仁淀川本川では伊野町の水位が戦後最大のT.P.20.12mを記録した。このため、土佐市の堤防が破堤したのをはじめ、沿川各所で法崩れ、漏水、決壊が相次いだ。高知県下の被害は死者・行方不明77人、家屋全半壊1,760戸、床上浸水家屋12,240戸、被害総額1,400億円に上ったが、そのほとんどが仁淀川流域に集中した。そのうち土砂災害による被害は死者・行方不明68人、全半壊家屋926戸であった。
地理院地図
Googleマップ
参考文献
西川修・松井伸一「昭和50年8月高知県『仁淀川災害』」(砂防学会編「砂防学会誌Vol.50-1」砂防学会、1997年、所収)89-91頁
情報源の種類
学術論文、雑誌論文
キーワード
台風 豪雨 仁淀川 破堤 死者
NO.
高知1129