享保17年の長雨

災害年月日
1732年06月12日
市町村
愛媛県
災害種類
その他(長雨)  
概要
享保17年(1732)5月20日頃から、天候が不順となって霖雨が続いた。重信川と石手川をはじめ諸川が増水して、閏5月10日頃に氾濫し、交通が途絶した。雨は7月中旬まで降り続き、稲の中には腐敗するものもあり、やがて枯死しようとする状態になった。このため、領分内では収穫皆無と言われ、人心動揺の兆しが現れた。(「西岡家記」による)この水害による凶作に、蝗害が加わり、享保の飢饉がもたらされることになった。
地理院地図
Googleマップ
参考文献
愛媛県史編さん委員会編「愛媛県史 近世上」(愛媛県、1986年)、196-198頁
情報源の種類
市町村史、郷土史
キーワード
長雨 重信川 石手川 西岡家記 享保の飢饉
NO.
愛媛8735