慶応2年の寅の水

災害年月日
1866年09月02日
市町村
徳島県徳島市
災害種類
風水害  
概要
慶応2年(1866)8月5日より3日間、豪雨が降り続き、吉野川は増水して各所で決壊し、川内村では低い所で床上2、3尺、高い所で天井に達する浸水となった。中財家は、舟で近傍40人程を収容、救助した。また、榎瀬村土佐渡の付近の堤防が決壊し、300石の大船が元天神社の付近に横たわっていたと伝えられている。川内で流死13人するなど、国中で千人余が病死した。
地理院地図
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参考文献
川内村編「川内村史」(川内村、1937年)、1289-1290頁
情報源の種類
市町村史、郷土史
キーワード
寅の大水 吉野川 堤防決壊 救助舟 死者
NO.
徳島3079