昭和35年のチリ地震津波

災害年月日
1960年05月24日
市町村
愛媛県愛南町
災害種類
地震・津波  
概要
昭和35年(1960)5月22日にチリで発生した地震による津波が、24日午前6時半頃から御荘湾沿岸を襲った。10分ごとに高さ2mの津波が押し寄せ、真珠貝養殖筏が流された。同日午後6時20分頃の満潮時には、再び干満差およそ4mの大津波が約40分間にわたって襲来し、長崎、平山、中浦など御荘湾の沿岸で冠水した。夜9時頃には津波は弱まった。この津波による被害は、床上浸水5戸、床下浸水155戸、田の流失埋没80a、田畑の冠水3,350a、堤防決壊1箇所、堤防破損4箇所、真珠養殖被害額1億88万円となった。
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原資料
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参考文献
愛南町町史編纂委員会編「愛南町史」(愛南町、2018年)、521-522頁
情報源の種類
市町村史、郷土史
キーワード
チリ地震 津波 真珠養殖 堤防決壊
NO.
愛媛9174