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宝永4年(1707)10月4日昼過ぎに大地震が起こり、「万変記」によると、当日から翌日にかけて11、2回の大津波が襲ったようである。羽根では正午頃俄に磯から三丁余も潮が引き、それから大潮が入り、財宝は流失し、達者でない者、逃げ遅れた者は残らず大潮に引かれて死ん... 続きを読む
安政元年(1854)11月4日から5日にかけて大地震が起き、室津では約4尺隆起した。地震により、浮津の八王子宮の境内の石灯籠と狛犬が倒れ、鳥居も一本折れた。室戸岬では大潮が入り、人々は山の高地に逃れた。また、地盤隆起のため、津呂港が浅くなり、船の出入りが困難と... 続きを読む
昭和21年(1946)12月21日午前4時過ぎ、大地震が襲い、室戸1名、室戸岬2名、佐喜浜1名の死者を出した。室戸市は地盤の関係から他市町村よりも被害の程度は比較的軽かったものの、土地の隆起が室戸で110cmに達した。このため、室津、室戸岬両港や高岡、三津、椎... 続きを読む
白鳳13年(684)10月14日、大地震があり、土佐国田苑50万頃が陥没し、さらに11月3日の余震で大津波があった。この地震で黒田郷が消え去ったと伝えられている。 続きを読む
嘉永7年(1854)11月5日午後5時頃、地震が発生した。人々はあわてふためいて山辺の藪地に避難するが、強震のため歩行も困難だったという。人家は全く崩壊し、息つく間もなく大津波が押しよせ、奈半利平野は海水が浸水する大惨事となった。藩内の被害は、家屋18,042... 続きを読む
昭和21年(1946)12月21日午前4時19分、南海大地震が発生した。奈半利町では地震発生の少し前に、動物が騒ぐなどの兆候があり、ゴーッと地鳴りがすると同時に揺れ始め、立つこともできないほどの揺れ方で、裏山や樹林地帯に避難する人が多かった。家屋はほとんど西方... 続きを読む
白鳳13年(684)10月14日、大地震が発生した。「続日本記」には「土佐国の田苑50余万項没して海となる」と記されており、伝説では室戸岬から足摺岬の間にあった4郡、あるいは黒田郡が陥没したいう。 続きを読む