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慶長9年(1604)12月16日、房総半島沖と土佐沖で二元的な地震が起こり、東海、南海、西海の広範囲に被害が及んだ。土佐では白鳳地震と同様に地盤変動があったらしいが、記録が非常に少ない。阿闍梨暁印の置文によると、津波による溺死者は佐喜浜で50余人、室戸岬・行当... 続きを読む
昭和41年(1966)8月12日から25日にかけて、台風13号、熱帯低気圧、台風15号により、高知県では連日の大雨となった。須崎市では15日午後零時20分頃新町の国鉄踏切付近が浸水し、15日夕方には市内を流れる御手洗川、桜川、新荘川が危険水位を突破し、住民が避... 続きを読む
昭和45年(1970)9月21日午後、秋雨前線の影響により、須崎市などでは局地的な集中豪雨となった。特に午後2時頃には1時間で100ミリを越えるほどの激しい雨が降り、21日午前9時から午後4時半までの雨量は210ミリ(市消防署調べ)に達した。この雨で、河川が増... 続きを読む
安政元年(1854)11月4日、5日にわたり大地震が起こり、それに伴う大津波が襲った。土佐藩から幕府への報告によると、被害は潰家2,935軒、半壊8,888軒、焼失2,460軒、流失3,182軒、死者372人、田地高21,530石等であった。このうち、須崎地域... 続きを読む
昭和48年(1973)7月25日から26日にかけて、台風6号は熊本県宇土半島に上陸し、その後豊後水道に抜け、熱帯低気圧になった。この影響で四国南西部では300ミリを越す局地的な豪雨となった。須崎市では26日午前10時30分頃に上分横川の市道に土砂崩壊、上依包木... 続きを読む
昭和51年(1976)9月8日から13日にかけて、台風13号により四国地方は大雨が降り続いた。豪雨に見舞われた高知市では13日午後1時までに雨量が1,305ミリに達し、鏡川が4箇所で決壊し、ほぼ全市が濁流で浸水したため、高知市長は異例の非常事態宣言を出した。須... 続きを読む
昭和54年(1979)9月30日午後6時30分、台風16号が室戸市に上陸した。須崎では西町二丁目の住宅の裏山が崩れた。須崎の30日午前9時~午後6時の雨量は123ミリに達した。 続きを読む
昭和21年(1946)12月21日午前4時15分、室戸岬東南東約100kmでM8.1の地震が発生した。津波は地震後約10分で第一波を観測し、その後2時間半に6~7回来襲し、第三波が最高で約5mと推定されている。須崎市の被害は死者・行方不明61人、負傷者140人... 続きを読む
昭和21年(1946)12月21日午前4時20分頃、地震が起こり、津波が襲来して原町、新町は全町浸水した。須崎駅辺りでは火災も起こった。この記録には、当時中学1年生で昭和南海地震を体験した人が見聞きしたこと、感じたことなどが記されている。 続きを読む