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平成6年(1994)は少雨、高温が続き、県内観測史上最高の猛暑と言われた。6月7日~7月2日の梅雨期間の降水量は、市場町建設課測定記録によると730ミリで、平年比の30%であった。また、最低気温25度以上の熱帯夜が6月25日~8月末日まで68日間続き、これまで... 続きを読む
昭和55年(1980)9月11日7時50分、台風13号が鹿児島県大隅半島の佐多岬に上陸し、九州を縦断した。徳島での最大瞬間風速は36.5mを記録し、豪雨を伴った。徳島県下の被害は死者1人、負傷1人、家屋床下浸水1,072戸、山崩れ36箇所、農林水産関係被害総額... 続きを読む
明和7年(1770)5月から3ヶ月間、大干ばつが続いた。稲は枯れ、収穫皆無の所が多かった。数年来の不作続きの上、この干ばつにより、百姓は窮乏を極め、拝借米を歎願して一時をしのいだが、飢饉は翌8年も続いた。「明和の飢饉」という。(「徳島県災異誌」、「徳島県史」、... 続きを読む
天保3年(1832)から8年(1837)にかけて、干ばつ、風水害、長雨等が続き、諸国大飢饉となった。阿波国でも窮乏は甚だしく、木の葉を摘み、木の実を拾い、曼珠沙華の根を掘って食い、草の根を噛んで命をつないだというが、餓死者は村にあふれた。「天保の飢饉」という。... 続きを読む