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元亀4年(1573)正月より9月9日まで、或いは旱し、或いは雨し、米麦実らず、庶人飢餓に及ぶ。(「伊予風水害小史(清良記)」による) (註)現象についての記述が漠然なのに反して、終期の日付が明確なのは疑問。 続きを読む
昭和21年(1946)12月21日、南海地震により、鳴門市では21~65cm、平均48cm沈下したと言われるが、特に塩田地帯及び里浦大手海岸一帯が顕著である。地震による家屋の破壊は44戸であったが、昭和23年以後の高潮被害による浸水家屋が約1,800戸と言われ... 続きを読む
昭和21年(1946)12月21日、南海地震により、板野郡では20~60cm、平均40cm地盤沈下したと言われるが、同郡東部の特に河内村、松茂村で顕著である。両村では約500町歩が塩害を受け、減収や耕作放棄に至っている。また、小松大手海岸では延長1.5kmび海... 続きを読む
昭和21年(1946)12月21日、南海地震により、徳島市では40~70cm、平均50cm地盤沈下し、異常高潮時には当市の約80%が浸水するに至っている。ジェーン台風、キジア台風時に、浸水面積は約10平方km、浸水家屋約1,800戸、沈下・塩害耕地約600反、... 続きを読む
昭和21年(1946)12月21日の南海地震による地盤沈下は、勝浦郡では小松島町の大半及び勝占村の一部で特に甚だしく、沈下量は25~50cm、平均40cmとみられる。ジェーン台風、キジア台風時には地盤沈下または地震により崩壊、弱化した勝浦川堤防及び横須、金磯大... 続きを読む
昭和21年(1946)12月21日の南海地震による地盤沈下は、海部郡海岸線一帯では北部で沈下量が大きく、南に向かうにしたがい漸減している。当郡一帯は地盤沈下よりも地震被害の方がはるかに大である。本郡で地盤沈下被害の特に大きな地区は三岐田町、日和佐町、牟岐町、浅... 続きを読む
平成16年(2004)8月10日、豪雨により、山城町西宇字島の上の国道32号で山腹上部の斜面崩壊が発生した。災害発生直前には祖谷口観測所で連続雨量45ミリ(15時~17時)、最大時間雨量40ミリ(16時~17時)の降雨が観測されている。また、8月1日に台風10... 続きを読む
平成16年(2004)8月1日夜から2日未明にかけて、台風10号の影響で、木沢村や上那賀町を中心とする地域で大規模な土砂移動現象が相次いで発生し、大きな被害を出した。この報告では、砂防学会の土砂災害緊急調査団の現地調査結果等をもとに、今回の豪雨の概要及び土砂移... 続きを読む
平成16年(2004)10月20日午後、台風23号による降雨のため、鳴門市北灘町粟田字ハシカ谷の国道11号で法面崩壊が発生した。また、台風による高波の影響で道路下の海岸擁壁の変状も起こった。折野観測所の降雨観測によると、20日4時~18時の連続雨量は433ミリ... 続きを読む
昭和51年(1976)9月9日、台風17号による豪雨のため、徳島県西部で斜面崩壊、土石流が発生した。/9月11日に、台風9号による豪雨により、那賀町(木頭村)日早では日本記録となる日雨量1,114ミリを記録し、新九郎山などで大規模な斜面崩壊が発生した。(田村俊... 続きを読む