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昭和21年(1946)12月21日の南海地震により、幡多郡では東部海岸佐賀付近で23cm、西部海岸宿毛で11cm、南部清水で29cmの沈下が認められている。地震被害は高知県下で最も激甚を極め、破壊・流失家屋2,500戸以上、浸水家屋2,267戸、田畑流失686... 続きを読む
平成16年(2004)8月17日から18日にかけて、四国地方は台風15号により局地的に強い雨に見舞われた。大川村では土砂災害により道路が寸断され、約160人が一時孤立状態となった。 続きを読む
平成11年(1999)、越知町の谷ノ内地すべりでは、150ミリ/年の変位量が観測された。また、同年には民家床下に亀裂が発生し、住民が一時避難するなどの被害が発生した。谷ノ内地すべりは昭和33年12月18日に建設省所管の地すべり防止区域に指定されていたが、平成1... 続きを読む
平成17年(2005)9月7日、台風14号により、物部川上流では山腹崩壊等による土砂生産や、河道への土砂流出があった。また、物部川では、この台風以降濁水が長期化し、中流にある永瀬ダムの下流域では4ヶ月以上も濁水の影響が続いた。この論文では、物部川上流部で発生し... 続きを読む
天武天皇13年(684)10月14日、南海道沖で地震が起こり、被害は広大な地域にわたり、また大津波を伴った。土佐の田園50余万頃(約10平方km)没して海となったという。この時、道後の温泉が止まった。この大津波、高知市の沈降及び道後温泉の一時停止という3つの事... 続きを読む
仁和3年(887)7月30日、南海道沖で地震が起こり、津波を伴った。津波による被害は摂津で最も甚だしかった。四国の被害に関しては何らの記載もないが、震害、浪害ともにあったと推測される。 続きを読む
正平16年(1361)6月24日、南海道沖で地震が起こり、大津波を伴った。四国では阿波、土佐の沿岸で津波の被害あり、中でも由岐では家屋1,700余流失、死者60余人を生じた。 続きを読む
慶長9年(1604)12月16日、地震。震源は今村博士によれば、南海道沖と東海道沖の二元なりという。地震は甚だしくなかったようであるが、津波は関東より九州東岸に及び、四国でも津波による被害が甚だしかった。阿波鞆浦では浪高10丈、死者100人余、宍喰では死者1,... 続きを読む