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寛政3年(1791)8月20日、高松藩領全域が大風と洪水に襲われた(「高松藩記」による)。造田村の内田免の黒の谷、森の谷、池の谷、竹の谷一帯に山津波が起こり、土石流が谷地を埋め、濁水が田畑に流入して、耕作不能になったのは、この時のことと思われる。 藩では、山津... 続きを読む
文化14年(1817)4月から8月まで日照り続く。大社から小社に至るまで雨乞い祈願。鵜足郡で一番やけたのは岡田上村で、二番は造田村。内田下所免は一帯に稲が枯れ収穫なし。秋から飢人が出て、お上に救援の願いを差し出す。 郡内の難渋民に、古米120石が貸し付けられる... 続きを読む
昭和13年(1938)9月5日朝来の暴風雨に伴い、七箇村字久保の中山の一角が午後2時頃崩壊し、家屋1戸が押しつぶされ、9名が生き埋めとなった。急報に接した警察署、消防組、青年団、村民など200余名が救助活動を開始したが、夜12時頃までに全員死体で掘り出した。こ... 続きを読む
寛延元年(1748)6月4日、大風雨の後、7月下旬まで一滴の降雨もなく、田んぼに亀裂が生じ、稲や粟は既に枯死する有様であった。7月21日~22日に大風洪水が来て、川はあふれ、山は崩れ、平地は一面の海と化し、人畜の溺れるものが甚だ多かった。9月2日と16日にも大... 続きを読む